ホーム刊行履歴

刊行履歴

2月25日号

 高松市春日町に来年1月、ビジネスホテルチェーン『ホテルルートイン高松(高松市春日町字片田1653)』がオープンすることが分かった。
 香川県内では同ホテル坂出インター、丸亀の2店舗を展開しており、高松への進出は県内3店舗目となる。
 運営は、同ホテルを含め複数のホテルブランドを全国展開するルートインジャパン㈱(東京都)。
 同ホテルは、『ビジネスシーンを意識し、機能性と地弁性を追求する』ことをコンセプトにしている。
 今回、高松への出店の経緯を伺ったところ、『2025年500店舗展開を目標とする事業計画の一環』とのこと。運営は、同社直営店舗として運営していく。
 建物は、8階建て鉄筋コンクリート造。延べ床面積は4231.72㎡。客室数は175室を予定する。着工日は3月初旬予定。


2月15日号

 四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズ球団㈱は、2月1日付で三野 環氏が代表取締役社長に、前社長の川畑省三氏が取締役会長に就任した。同リーグとしては初の女性社長。
 三野社長は香川県出身の39歳。現・英明高校を卒業後、レオマ、ヘンミクロージングを経て、2011年からはマニュライフ生命保険で生保レディとして活躍。当面は生保業務と兼務するが、7月からは社長業に一本化する。
 三野社長はこれまで野球の経験はないが、所属する高松青年会議所の地域貢献活動と、四国ILの方向性に共通項が多いことから、関係者を通じて社長就任の打診を受けていた。
 会見で三野社長は、「野球も経営も素人ですが、試合における観戦者数や、球場外での地域の方との交流を増やすことで地元香川県がより盛り上がり、地域が発展することを目指したい」とコメント。
 〝すごいガイナーズ〟をスローガンに掲げ、メンタル強化のために座禅を組むトレーニングを導入したり、スポーツ選手ならではの筋力を使った社会貢献活動にもより積極的に取り組むなどして、新生ガイナーズの司令塔として球団を牽引していく。


2月5日号

 詫間港にPFIで水族館事業を計画する三豊市は1月18日、説明会・現地見学会を開催。事業への参画を希望する、建設会社や建設コンサルタントなど民間事業者約20社が参加した。
 水族館が計画される旧讃岐造船鉄工所跡地(詫間町詫間2087-5)は建物が解体され、敷地の全体像が見えるようになっていた。香川県による護岸工事でセットバックする用地を除き、敷地は22000~23000㎡になるという。
 目前が海というロケーションと、約100mと約70m(いずれも全長)の二本のドックがあることを活かしたプランニングが、民間事業者からは提案されそうだ。事業計画では水族館を核にした、にぎわい創造施設が平成31年9月以降に開業する見通しである。
 三豊市では「まち・ひと・しごと創生総合戦略(平成27年度~31年度)」に基づき、「詫間臨港地区における造船所跡地を核とした観光振興事業計画」を策定している。
 その主柱となるのが、水族館及びにぎわいを生む機能を持つ施設を核とした、にぎわい創造事業だ。同事業の実施にあたっては、民間の資金とノウハウを活用する、PFI法に基づく事業として実施する方針だ。


1月15日号

 JR四国は、宿泊特化型ホテルの建設計画を明らかにした。
 建設地はJRホテルクレメント高松(高松市浜ノ町)に隣接する同ホテルの平面駐車場で約1000㎡の広さ。
 既存ブランドに、小さなホテルという意味を持つ「イン(INN)」を付け『JRクレメントイン高松』とする。
 訪日外国人や国内ビジネス客の増加による堅調な宿泊需要に対応するため、宿泊特化型ホテルの建設を決めたものだ。
 ホテル運営は100%出資子会社の㈱JR四国ホテルズ(高松市 近藤明生社長)が担う。
 2015年4月、地域ごとの運営会社で経営してきた3ホテル(ホテルクレメント高松、クレメント徳島、クレメント宇和島)を統合。昨年7月に、現社名の㈱JR四国ホテルズへと変更している。
 『JRクレメントイン高松』は、クレメントの「温和な」「穏やかな」というコンセプトを継承し、「安心」で「快適」な空間の提供を目指す。


1月5日号

 ㈱ムーミー(高松市川島東町520 村上達也社長)は、12月16日に四季食彩館ムーミー林店(高松市林町宗高1208)をリニューアルオープン。同日、多くの来店客が駆けつけ、店内は盛大な賑わいを見せていた。
 同店は、地域に根付いた堅実な運営と、独自性ある売り場展開によって、地元顧客より支持を集める。
 一方で、築18年となったことで、建物の修繕と売場の更なる強化を図るため、10月24日より改装工事に取りかかっていた。
 今回のリニューアルによって、売場面積を以前より30坪拡大し、約300坪となった。『市場』をイメージした売り場展開で、今までにない雰囲気を店内に実現。顧客が快適に、楽しく買い物ができる空間づくりに努めた。
 更に、同社では初となる『ベーカリー部門』を投入し、新たなジャンルで顧客への満足度を図っていく。
 一方で、バックヤードも拡大させたことで、スタッフ側の業務作業の効率化や充実性をアップさせたことは、サービス面においても大変心強いと言えよう。