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2月5日号

 JR四国(高松市 泉 雅文社長)はグループのホテル運営子会社3社の合併を決定。3社の株主総会での承認は得ており、合併は今年4月1日を予定する。
 同社グループは「ホテルクレメント」の名称で、高松、徳島、宇和島に地域毎の運営会社を持つが、一本化によりクレメントとして共通化したサービスを提供し、営業強化、人材育成に取り組む。また経常黒字を計上する高松に対して、赤字体質となっている徳島、宇和島の両ホテルを合わせ経営効率化を進める。
 存続会社はJRホテルクレメント高松を運営する㈱ジェイアール四国ホテル開発(高松市 木下典幸社長)。平成9年設立の同社は資本金一億円、社員数(契約社員含む)一五二名。平成13年5月に開業した地上20階、地下1階で宿泊300室を誇る中四国屈指のシティホテル。
 消滅会社は次の2社。


1月15日号

 あなぶきエンタープライズ(高松市 冨岡徹也社長)のサービスエリア事業部が運営する、さぬき市の「津田の松原SA」上下線。
 香川県内のサービスエリアは、津田と豊浜しかないため、高速道路利用者のオアシスとして多くのドライバーや観光客が立ち寄る人気スポットだ。この年末年始も駐車場に長い列が続いた。
 SAは土産物購入や食事の場としても存在感を高めており、津田の松原SAでも情報発信に努めている。特に津田の場合、高速バス停留所となっているため一般道からのアクセスも可能で、より立ち寄りやすいSAでもある。
 讃岐ならではのオリジナル商品を提供することで地域活性化を目指す同社は、あなぶきグループの強みを生かし、プライベートブランドの開発も積極的に進める。
 同SA限定商品およびPB商品を対象とした人気ランキングは次の通り。


1月5日号

 全国から「ご当地うどん」「年明けうどん」の業者が、高松・サンメッセ香川に大集結し、第1回「全国年明けうどん大会2014inさぬき」が、旧ろう13、14日の二日間、大々的に開催された。
 会場内では、地元勢を含めて北海道から沖縄まで、自慢のうどんをブースに持ち込んだ店の総数は25業者に及び、朝10時から食べ比べが一斉にスタート。
 秋田の稲庭うどん、群馬の水沢うどん、長崎の五島手延うどん、山梨のほうとう、三重の伊勢うどん、愛知のきしめん等々、それぞれブースの前で呼び込みを繰り広げていた。
 人気の高かった北海道の美瑛カレーうどんは午前中に早々完売し、その後も人気のあるうどんブースは、完売の張り紙が続々と出現する有様。
 また13日初日には、「平成26年度『さぬきの夢』技能グランプリ」の表彰式が挙行された。
 栄えある農林水産大臣賞は、「さぬき麺市場林中央インター店」の丸岡光男氏に輝いた。


12月15日号

 総合ビルメンテナンスの㈲トータスサービス(丸亀市飯山町)は、12月1日付けで本社事務所を移転した。
 同社は法人成りした16年前より旧事務所で業務を展開してきたが、手狭になったことから移転拡張したもの。
 来春には4名の新卒者が入社予定で、新拠点から事業拡大を進める。
 新住所は丸亀市飯山町上法軍寺858番地1。国道438号線に面し、丸亀市消防本部南消防署の南700mに位置する。
 新たに取得した新本社は、約500坪の敷地面積に、作業スペースや倉庫、事務所機能を置く平屋建てと、主に倉庫として活用する2階建ての2棟を構える。
 移転拡大を機に取り組むのが、中古の貯水タンクの修理と販売、リースの提案。


12月5日号

 県内の中小企業を中心に海外展開や輸出を支援するジェトロ香川(高松市番町 平井利長所長)は11月18日と19日の両日、高松市の鬼無町と国分寺町で、盆栽の輸出商談会を開いた。同商談会は、今回で四回目の実施となる。
 この日、ベルギー、ドイツ、チェコの盆栽バイヤーら3名を招聘。両地区にある16の盆栽園(生産者)を訪ねた。
 五葉松やクロマツなどがズラリと並ぶ畑のなか、生産者は長年をかけ丹精込めてつくった盆栽の特徴や魅力、高い技術力を大いに売り込んだ。
 その一方、説明を受けたバイヤーは、盆栽をジッと眺めたり、直接手で触れるなどして念入りに品定め。値段を交渉しながら気に入った盆栽を次々と購入していった。