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8月5日号

 7月16日、高松市のホテルにて、第34回香川広告協会(綾田裕次郎会長)の広告賞の入賞表彰式がおこなわれた。昨年1年間に制作発表された新聞やテレビなど全5部門143点の応募作品の中から21点が入賞し、それぞれ表彰された。
 同賞は、広告の表現方法や技術の向上を目指すことを目的に創設され、県内のメディアに発表された、県内の企業の広告が対象。総評として、タイムリーで独創性のある作品が目立った。新聞部門のセトラスホールディングス㈱は、2年連奥の優秀賞を受賞。各受賞者と作品は以下のとおり。▼は優秀賞、▽は奨励賞。

■新聞部門
▼優秀賞:セトラスホールディングス㈱(木下幸治社長)シリーズ広告「blue.︱世界を変える青写真︱」▽以下、奨励賞:▽㈱一鶴(有木 隆社長)ボキャぶらりIKAKU▽カトーレック㈱・(公財)四国民族博物館(加藤英輔社長)あなたの知らない「四国村」。▽㈱レクザム(岡野晋滋社長)いにしえの開発好奇心にふれる。▽㈱あなぶき興産(穴吹忠嗣社長)年始広告「100年先の地域を愛せるか」


7月25日号

 (独)中小企業基盤整備機構(以下略称:中小機構 本部:東京都港区虎ノ門 宮川 正理事長)は、今年度の功労者感謝状の贈呈と、中小企業応援士の委嘱を行った。
 「中小企業応援士制度」は、2019年度からスタートし、地域の中小企業・小規模事業者の経営支援をしていくため、地域で意欲的に活躍している経営者等の力を借りて取り組んでいこうとする制度。
 香川県では、6月24日に、メロディ・インターナショナル㈱(高松市林町)の事務所にて、に、中小機構四国本部より功労者感謝状の贈呈と「中小企業応援士」の委嘱が行われた。
 「今回の委嘱を契機に、香川県の企業へ公的支援を届け、利用案内を積極化できればと考えております。香川県のスタートアップ企業であり、これから起業したいと考えている女性のモデルケースになってくれるのではないかと、メロディ・インターナショナルさんを選定しました。共に地域からの発信を強化していきたいと、思っています」。と中小機構四国本部。
 メロディ・インターナショナル㈱は、香川大学発スタートアップ企業として、2015年に設立。妊婦さんと赤ちゃんの安心・安全のための周産期遠隔医療プラットフォーム 「Melodyi(メロディ・アイ)」の構築および、妊婦と胎児体調を遠隔で確認できる機器、分娩監視装置iCTGの開発・販売を行う。


7月15日号

 ㈱ムーミー(高松市 村上達也社長)は展開する食品スーパー7店舗を、㈱クスリのアオキホールディングス(石川県白山市 青木宏憲社長)に事業譲渡する。7月4日、クスリのアオキ取締役会で譲受を決議し、事業譲渡契約を締結した。譲渡価額は非公開、事業譲渡は今年9月30日の予定。
 クスリのアオキは、「健康と美と衛生」を通じた社会貢献を経営理念に掲げ、ドラッグストア及び調剤薬局を運営。グループで北信越、東北、関東、東海、関西、四国の24府県にドラッグストア937店舗(内604店舗は調剤薬局併設)、専門調剤薬局6店舗、スーパーマーケット11店舗、合わせて954店舗を展開する。今回が香川県初進出となる。
 利便性と専門性の強化をコンセプトとし、食品販売も強化をしており、大型店では生鮮三品も取り扱う。
 ムーミーからスーパーマーケット7店舗を譲り受け、食品スーパーの持つ新鮮な食材の品揃えとドラッグストアの持つヘルス&ビューティー、日用品の品揃え、調剤薬局を組み合わせることで、地域の生活者に必要とされる店舗を作ることができると判断、事業譲受を決めた。


7月5日号

 香川県中小企業団体中央会(会員数345団体等)は6月20日、高松国際ホテルを会場に2024年度通常総会を開催。
 2023年度事業報告と決算書承認、24年度事業計画案、収支予算案等を示し全会一致で承認された。
 今年度も引き続き、県内中小企業の連結・組織化の専門支援機関として、中小企業連携組織や組合員企業等のニーズを把握、経営改善、経営革新・事業再構築、生産性向上、デジタル化支援、人材育成など積極的な事業活動の推進を図る。
 新たに、保護者対象のキャリアデザイン研修事業、中小企業省力化投資補助金事業などを展開。省力化投資補助金は、全国中央会等と共同事業として、香川県省力化補助金事務局を設置。中小企業の売上拡大、生産性向上を後押しするため、人手不足解消に効果がある汎用製品の設備投資等に対して支援をおこなう。
 通常総会には池田豊人県知事、松原哲也県議会議長、四国経済産業 田中伸彦産業部長ら多くの来賓が出席した。
 この日、1994年の総会で会長に就任し、30年もの長きにわたり中央会を牽引してきた国東照正氏が退任。副会長職にあった古川康造氏(香川県商店街振興組合連合会)が新会長に就任した。


6月25日号

 ▽県内第9号もにす認定
 香川労働局(栗尾保和局長)は、障害者雇用の促進、雇用の安定に関する取り組みの実施状況などが優良な中小企業主を厚生労働大臣が認定する「もにす認定」の通知書を、㈱瀬戸製作所(三豊市三野町 藤田紹宏社長)に交付した。同社、本社での従業員数104名に対し5名、実雇用率5・58%で、内3名が勤続年数10年以上となる。
 時間単位の年次有給休暇の活用に積極的で、通院に利用して貰い、中長期の入院、療養が必要な際には、職場復帰プランを策定、実施している。福祉施設と連携を取り、働きやすい環境作りにも努めている。
 交付式には、栗尾局長はじめ、香川労働局5名、ハローワーク観音寺から2名が、同社工場で実際に障害者らが働く姿を見学した。香川労働局では、実際に現場を見てまわろうと、1月にはユースエール認定の交付に丸虎食品工業㈱を訪れている。もにす認定交付では、三豊市の瀬戸製作所が初となった。