ホーム刊行履歴

刊行履歴

11月15日号

 (公社)高松青年会議所(平田有一郎理事長)主催による「第一回かがわSDGsアワード」が11月2日、高松国際ホテルにて開催された。
 同アワードは、地域でのSDGsの認知向上と機運を高め、県内企業が事業活動を通じて社会の課題を解決する意識を高めることを目的としている。
 会場では、最終選考へ進出した5社によるプレゼンを開催。それをもとに参加した一般人や高松JCメンバー、審査員による投票が行われ、審査の結果、「学生服リユースショップさくらや」を運営する㈱サンクラッド(高松市 馬場加奈子社長)がグランプリに輝いた。
 同社が取り組む「学生服未来応援ファンド one support」は、内閣府が政策する「子供の未来応援国民運動」に参画し、企業・行政・団地とともに取り組む活動。
 本来捨てられる学生服を、学生服回収ボックスを設置することで回収し、その査定相当額を「子供の未来応援基金」に寄付していくことで、貧困状況にある家庭や子ども達への支援に努めている。


11月5日号

 香川銀行(本田典孝頭取)が旧本店跡地で建設を進めていた新本店ビル(亀井町6-1)は、11月18日(月)にグランドオープンを迎える。
 テーマ・基本コンセプトは「ずっとそこに在る」。昭和44年に完成し、この地で48年の歴史を刻んだ旧本店ビル。その思いを引き継ぎ、次の50年、100年と県民の心に在り続ける本店ビルを目指した。
 外観は外壁に石材を用いることで旧本店の伝統を継承し、都市景観との調和を重視。
 受付エントランスの壁面は庵治石を使用し、世界的芸術家 濱野年宏氏の作品「紅白梅図」が掛けられる。ATMコーナーや役員応接室には、香川の伝統工芸品「組手細工」(伝統工芸士 生島直樹氏の作品)を配し、役員応接室にはアクリル樹脂パネルメーカーの日プラ製シャンデリアを採用した。
 また、旧本店で使用していた御影石や工芸品を再生利用し記憶を伝承。
 来店者の多い1、2階の本店営業部はロビーや相談スペースを充実させ、自動貸金庫の設置など利便性に優れる環境を整えた。1階の什器は、瀬戸芸でも活躍する服部滋樹氏のセレクト品ならびに工房の製作品を採用している。


10月25日号

 香川経済同友会は9月30日、次世代移動サービス「MaaS(マース)」をまちづくりに取り入れるよう、県と高松市に提言書を提出した。
 マースは一般的に「あらゆる交通手段を統合し、ワンストップで予約・決済・利用できるようにする概念」を指す。電車やバス、タクシー、シェアサイクル、飛行機、船などの移動の予約や決済を一つのアプリなどで可能にするイメージだ。
 この日は宮本吉朗、合田耕三両代表幹事らが県庁と高松市役所を訪れ、浜田知事と大西市長に提言書を手渡した。
 提言ではマースを活用した交通整備や加速する人口減少、過疎化など地域問題への解決の必要性、人が移動しやすくなる環境を整備することで、観光や経済活動の活性化に役立つことを説明し、実現に向けた協議会の起ち上げを求めた。


10月15日号

 新かがわ中小企業応援ファンド等事業により、県内中小企業者等に対して研究開発から販路開拓、人材育成までの総合的支援に取り組む(公財)かがわ産業支援財団。
 今夏、令和元年度後期事業のうち、新分野等チャレンジ支援事業、県外見本市出展支援事業の募集を行い29件の申請を受け付けた。審査を経て次の19件への支援を決めた。金額は採択額。


10月5日号

 今年12月に百周年を迎える仁尾興産㈱(三豊市仁尾町辛一、塩田建一社長)は、平成のはじめに、異業種多角経営に乗り出し、危機を迎えたと同社取締役経営企画本部長の高橋寛栄さん。
 「当時から社員は三分の一になりました。私たちの原点である塩田に戻り、足元を固め一生懸命にやって気づいたら、にがりのトップシェアになっていた感じです」オリーブ車海老も、塩田跡の粘土質な土地を利用している。
 高橋さん自身は、住み慣れた仁尾が嫌で夢だった演劇をと、東京に飛び出した経験がある。そのことが、仁尾のすばらしさに気づくきっかけになったと話す。ただ、会社では工場を担当することになり、女性として何ができるだろうか、考えさせられたと言う。
 そこで、豆腐のすばらしさと伝えようと豆腐マイスターに行き着く。豆腐を通して食育はもちろん、和食の重要な部分を担う豆腐文化を継承できるよう、スタッフにも声をかけ、現在では5、6人の豆腐マイスターが仁尾興産㈱には在籍している。