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香川のキーパーソン

【㈱れおんキャリアーズ】 代表取締役 藤原奈緒美さん

母子家庭で苦学の末、地元の短大を卒業。地元企業にて11年間勤務し、取締役事業部長に就任。
その後、人材ビジネス大手の㈱テンプスタッフ(東京本社)に総合職採用。高松オフィスをはじめ4度の立ち上げ責任者を務める。
当時、管理職登用試験全国1位や営業成績上位賞を獲得するなど多くの実績を積み重ねた。以来、多くのキャリアを積み重ね、2010年に起業。昨年には法人化した。
現在、従来のキャリア教育事業に加え、ワークライフバランス・働き方・事業継承コンサルタント・営業コンサルタント及び企業研修講師・エグゼクティブ(経営者管理職向け)コーチングを主な事業とし、全国展開をしている。
ワークライフバランスコンサルタントでは、㈱ワーク・ライフバランス(小室淑恵社長)の加盟コンサルタントである。加盟コンサルタントとは全国約600名のコンサルタントの中から精鋭の一人として、選ばれるものでホームページにも顔写真が掲載され紹介されている。ちなみに、四国第1号でもあり、香川でただ一人のコンサルタントである。

 


【香川県信用組合】 理事長 川畑 貢氏

 長きにわたって理事長を勤め上げてきた国東照正現会長からバトンを受け、7月1日付で就任。
 「打診を受けてから一週間ほど悩んだ」が、この間に「地域の中小零細企業や個人を金融面でご支援し、ひいては地方創生に繋げていく」という組合の存在意義を再確認するうちに、沸々と使命感が込み上げて腹を決めた。
 信組は、一通りの金融商品やサービスを揃えながらも、一般の銀行などとは異なり、相互扶助の精神に基づいた、組合員制度による協同組織の金融機関であることが特徴とされる。
 百八十名の職員やその家族、三万八千人の組合員、また八万を超える取引先の期待を双肩に背負っての舵取りとなるが、「筋肉質の組織に転換を図り、安定的に成長しながら、地域密着型金融機関として香川の皆様のお役に立っていきたい」と、あくまで自然体で存在感を高めていく考えだ。

 


【(一社)香川経済同友会】 代表幹事 竹内麗子さん

5月に開催された平成28年度(一社)香川経済同友会通常総会にて、県内では初となる女性幹事として就任。県内における女性参画社会へ大きな一歩を踏み込んだ。
㈲ライブハウジング(高松市番町3-7-9 竹内理簡社長)専務として事業を行う中、13年度に同友会へ入会。その間、常任幹事、副代表幹事を務めるほどの力量は、県内においても唯一無二の存在。
その他にも民事司法・調停委員や行政関係の審議委員、協議会委員を幾つか勤務。県内各種女性団体協議会会長に2度就任し、現在は顧問を務めるなど、県の創生と活性化に尽力する。
代表幹事として選任を受けた当時は、動揺を隠せなかったと語るが「今や、国内外の様々な分野において女性のトップ就任は当たり前の時代であり、それ故、あえて女性として意識はしておりません」

 


【野村證券㈱高松支店】 支店長 竹田賢司さん

 160ヶ店を超える店舗の中でも、13番目に開設された歴史ある高松支店は、今年で80周年を迎える。
 今年3月、辞令を受けて本社金融法人部次長より赴任。「伝統ある名門の高松支店長を拝命したことは光栄なこと」としながらも、「気負わずに、法人・個人を問わず、すべてのお客様のために支店一丸となって地道に全力を尽くしたい」と、あくまでも自然体で結果を出すことにこだわる。
 眉目秀麗で183センチと長身。理路整然と話を進めるクールな印象もあるが、その心は熱く燃える好漢でもある。
 「愛社精神や仲間意識が強く、みんなが助け合って目標を達成していくのが野村證券の特徴。高松支店もこの節目を飾れるよう、全員が今以上に強い絆で結ばれ、成果を残していけるよう盛り上げていきたい」
 と笑顔をみせる。

 


【㈱電通西日本高松支社】 支社長 矢野昭文さん

 香川大学法学部卒業後、広島、松山での勤務を経て、3月1日付けで高松支社長として30年ぶりに再び讃岐の地を踏んだ。
 「学生時代に見てきた風景が、大きく変化していたことに驚きを隠せなかった」と昔を懐かしむように語る姿が印象的。
 新任地では、明るい雰囲気に満ちており、優秀なスタッフが揃っていたことから、不安を感じる間もなく、更なるステージへ踏み込めそうだ。
 大学卒業後は、プロモーション・マーケティング業界を経て平成9年に入社。
 同社でも、マーケティング業を経験している人材は歴代でも貴重な存在であり、大きな財産と言える。