【(一社)香川経済同友会】 代表幹事 前田宗一氏

提言団体として経済同友会の機能を大切に、各委員会活動をサポートしたい
同友会では一貫して地域主権委員会に籍を置き、地方分権問題を研究。そこで果たして「道州制」を採ることが本当に地域にとっていい事かを真剣に考えた。そして「讃岐ジオパーク」もライフワークとして、同友会による提言にこぎ着けた立役者だ。「経済同友会とは何をすべきかを大事にしています。やはり同友会は提言団体として機能すべきところ」ときっぱり。
提言団体として経済同友会の機能を大切に、各委員会活動をサポートしたい
同友会では一貫して地域主権委員会に籍を置き、地方分権問題を研究。そこで果たして「道州制」を採ることが本当に地域にとっていい事かを真剣に考えた。そして「讃岐ジオパーク」もライフワークとして、同友会による提言にこぎ着けた立役者だ。「経済同友会とは何をすべきかを大事にしています。やはり同友会は提言団体として機能すべきところ」ときっぱり。
香川県は全国で一番面積が小さな県だからこそ世界に大きく視野を広げ挑戦して欲しい
「香川県の土地を踏むのは初めてですが、ここ高松は思い描いていた以上に自然が豊かで活気のある街。瀬戸内海も目の前に広がっていて環境も素晴らしい。また、支店経済と言われるが、経済規模もあり、四国のなかでも中心になる県と感じています。」と、新所長に着任してから概ね3ヶ月。香川の印象を率直に語ってくれた。
氏は大学を卒業後、日本貿易振興機構(ジェトロ)東京本部に入構。ミラノ(イタリア)やロサンゼルス(アメリカ)に駐在するなど海外経験も豊富だ。
地域密着姿勢を貫き四国市場に和食文化を提供したい
北陸で三年間の転勤生活を経て高松に足を踏み入れた。「北陸・金沢は良かった。酒もうまいし魚もおいしかった。ただし天候が著しく変わるのがネックだった」と。
北陸に転勤するまでは東京広域営業部に席を置き、もっぱら関東周辺を移動するくらいで、地方での転勤生活はほとんどなかった。
東京広域営業部時代の得意先で印象に残る会社は、当時量販店ナンバーワンのダイエー。最大手だけに、要求も半端でなく厳しかったと述懐するが、ここでしこたま鍛えられた。
やりがいを感じ、心底惚れ込んだ“赤帽”の魅力作りに全力
「笑う門には福来たるではないですが、とにかくいつも笑顔、ということを心掛けています」人柄を一発で表現するような、屈託のない笑顔が印象的な新理事長の誕生だ。
昭和61年から27年間理事長を務めた貞野正昭現会長より、6月11日付けで理事長職を引き継いだ。
赤帽香川県軽自動車運送譬の発足は昭和53年。宅配にチャーター、引越など企業から家庭まで、幅広い守備範囲が特長。
前社長の思いを成就すべく万能ソフト「コラボノート」の提案強化
1990年JR四国グループのベンチャー企業として発足以来、23年間社長を務めた新田久穂現相談役から今年6月にバトンタッチ。
同社の主力看板商品、ネット上でコラボレーションを図ることのできるソフトウェア「コラボノート」の普及に全力を注ぐ。
「社員の総力を結集してコラボノートの普及を促進し、さらに花を咲かせ、新田相談役の思いを成就したい」と意気込む。